ベルデン 8470 商品解説

 

※ スピーカーケーブルは、必ず、左右同じ長さで接続されてください。

 

アメリカ、ベルデン社の誇る、プロ用スピーカーケーブル、ベルデン 8470 です。

 

ベルデン 8470 は、通常の 100 V 環境のもとで、片側 3m ~ 4m での接続に適しています。(この理由は、後述します。)

 

このベルデン 8470 は、現在でも、スタジオや放送局で広く使われている、プロ用のスピーカーケーブルです。

 

音質面では、安価なスピーカーケーブルながら、素晴らしい品質で、これからオーディオを始めようとされる方や、すでにオーディオをされていて、スピーカーケーブルに良いものがないとお嘆きの方、また、オーディオにはお金をかけたくないが、良い音で音楽をお聞きになりたい方には、このベルデン 8470は、一押しの一品です。

 

実は、私が初めて使った、プロ用スピーカーケーブルが、ベルデン 8470 でした。そのあまりに美しい音に出会った時の、あの感動は、今でも忘れることができません。

 

民生用のスピーカーケーブルに比べて、とにかく、高域が綺麗に伸びます。高域が伸びることは伸びますが、決して耳障りではなく、しかも、押し付けがましくない。実に自然に、「伸びる」のです。この点は、初めての経験として、とても印象的でした。むしろ、民生用のスピーカーケーブルよ、お前は今まで何をしていたんだ!と、絶叫したくなったほどです。もちろん、高域だけではなく、低域もキレのある音になります。全体のバランスも、申し分ありません。何より、極めてリアルな、生音に変貌します。

 

ベルデン 8470 の特性は、極めて精緻なフラットです。これは、パワー・アンプから出た音声信号を、いびつに変形させることなく、スピーカーまで伝送するのです。

 

さて、以下に述べることは、重要事項です。

 

ベルデン 8470 をお使いの上で、唯一、注意しなくてはならないことは、音の焦点です。

 

音の焦点とは、スピーカーをはじめ、パワー・アンプ、ミキサーなど、ある程度フラットな特性を持つ音響機器につきまとう、音のシャープさ、マイルドさの加減のことです。

 

例えば、スピーカーから出てくる音がシャープすぎる場合、音の焦点を緩める必要があります。逆に、スピーカーから出てくる音がマイルドすぎる場合、音の焦点をきつくする必要があります。音の焦点は、主に、スピーカーケーブルで合わせる必要があります。

 

音の焦点の合わせ方は、プロケーブル社が発見した、以下の公式に従います。

 

[1] ベルデンや WE などのメッキ線材の場合。長くすると音はシャープになり、短くするとマイルドになります。太くすると音はマイルドになり、細くするとシャープになります。

 

[2] 銅の単線の場合。長くすると音はマイルドになり、短くすると音はシャープになります。太くすると音はマイルドになり、細くするとシャープになります。

 

公式はこれだけです。

 

目安として、ベルデン 8460 の 18GA の場合の音の焦点は、通常の 100V 環境の場合ですと、2m 前後です。ベルデン 8470 のような 16GA ですと、適正長は 3m ~ 4m くらいです。

 

音の焦点を合わせるコツは、最初は 3.5m とか、4m とか、ベルデン 8470 を長めに購入して、そこから短く切り詰めていくという方法です。最初から短過ぎてはいけません。

 

ベルデン 8470 の場合、音の焦点が合ってきたあたりで、5cm も切ると音は激変します。切り過ぎてどうにもならなくなってはいけませんから、最後の勝負どころは、1.5cm の単位で、切り詰める作業になると思います。

 

それだけの精緻な音質を、このベルデン 8460 は実現しているのです。

 

このようなやり方で、音の焦点が合った時の音というのは、非常にリアルな、等身大の生音となります。私自身は、ベルデン 8470 を初めから 3m 購入して、音の焦点を合わせるまでもなく、生々しくもいい音でしたので、切らずにそのまま、しばらくの間、音楽を聴いていたものです。その後、アースを引いたりして、電源環境の向上と共に、ベルデン 8470を切っていった経験があります。

 

しかも、ベルデン 8470 は、高価なものではありません。スピーカーケーブルで、音質の良いもの、というよりむしろ、何も問題のない音をお探しの方には、このベルデン 8470 が、優れた品物となるでしょう。

 

ベルデン 8460 や ベルデン 8470 以上に優れたスピーカーケーブルですと、メッキ線材のものですと、もはや、WE(ウェスタンエレクトリック)ぐらいしか、ありません。しかしながら、WE はベルデン 8460 や 8470 よりも高価になりますので、通常は、ベルデン 8460、またはベルデン 8470 を推奨している次第です。

 

貴方の音楽のお供に、ベルデン 8470 を、是非ともお試しください。

 

★ 注意事項:音の焦点の問題の出てくる機材は、単に音が歪んでいるだけである、という趣旨の「論説」を見たことがあります。しかし、それは事実ではありません。事実は全くの逆で、機材が高性能になればなるほど、完璧になればなるほど、音の焦点を合わせる必要が出てきますし、それらは実際に音の焦点を合わせられます。

 

精緻なフラットを実現したパワー・アンプやミキサーなどの機材、敏感に、セッティングの良いところも悪いところも音に出してくる高性能スピーカー、それら機材が完璧になればなるほど、音の焦点の問題は、重要な問題として、避けては通れないのです。

 

逆に、機材のスイッチを入れてから、時間の経過とともに、音の焦点が著しく変化していき、音の焦点を合わせることが決してできないような、そんな機材に遭遇してしまった、というケースも聞いております。(プロケーブルサイトに、その告発があります。)そのような機材は、事実をはっきりと言えば、品質が低いわけですから、潔く見切りをつけられて、避けて通られてください。この点については、機材の価格の高低は一切、関係ありません。(こういったケースも、おそらくは、オーディオの悩み・苦悩の原因の一つとなっているのでしょう。)

 

 

音の焦点の問題を避けて、快適に音楽を聴く方法はただ一つ、AM ラジオやラジカセのような、極めて小さなスピーカーから音を出すしか、方法はありません。

 

お客様には、これらの点を、何卒、ご理解の上、ベルデン 8470 をご利用ください。

BELDEN ベルデン 8470(16GA)

¥290価格
長さを選択
  • ベルデン 8470 の推奨長は、通常の 100V 電源環境ですと、左右それぞれ 3m 〜 4m くらいとなります。スピーカーケーブルは、必ず、左右同じ長さで接続されて下さい。

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