​スピーカーのインピーダンス

スピーカーのインピーダンスとは、どれだけ細いスピーカーケーブルで、どれだけ長く引いて遠くから音を『電気的に(音質は別問題です)』鳴らせるか、それを数値で表す指標です。単位は Ω です。(電気抵抗の単位と同じです。)

 

現代のスピーカーは、良いものでもインピーダンスは 8Ω 程度です。昔は 32Ω とか、16Ω とかありましたが、インピーダンスの高いスピーカーは、製造コストがかかるため、だんだんインピーダンスは低くなってきています。私が昔持っていたミニコンポですと、そのスピーカーのインピーダンスが 6Ω でした。

 

ここで重要なのは、インピーダンスの高いスピーカーは、音のキレが良いと言うことです。特に、低音は引き締まった、キレの良い低音が出ます。逆に、インピーダンスの低いスピーカー(4Ωとか)は、低音のキレは良くありません。しかし、低音の量感が増して聞こえます。

 

また、スピーカーのインピーダンスについては、4Ω に比べて 8Ω は、アンプの出力が半分になります。逆に言えば、8Ω のスピーカーに比べて、4Ω のスピーカーを使うと、(能率が同じ場合ですが)アンプの出力、W数が二倍になります。しかし、インピーダンスの低いスピーカーの場合は、アンプに大きな負担がかかり、アンプを痛めやすくなります。

 

これらの点を総合して、私どもでは、スピーカーは、8Ω のものを推奨しております。アンプの W数については、アンプをフルパワーで使うことはまずないため、出力不足の心配はないからです。