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結界スタンド 商品説明

 

これこそが、スピーカースタンドの最終回答、結界スタンドです。このスピーカースタンドにて、最高の音響効果が得られます。

 

写真でお分かりの通り、スピーカースタンドは黒色とシルバーを出しております。シルバーのスタンドをお出しする理由は、スピーカーの色が大抵は黒であり、スピーカーの下も薄暗いため、スタンドとスピーカーが両方とも黒であると、非常に見づらいからです。スピーカーが黒、スタンドがシルバーの組み合わせの方が、見やすくなります。

 

この商品説明においては、理論的に重要なことばかりで、私のオリジナルの解釈を加えることはかえって害になると思われますので、なるべく、本家・プロケーブルサイトの記述に忠実に、この結界スタンドの商品説明を試みたいと思います。

 

なお、スピーカースタンドの具体的なセッティング方法は、こちらのページ に解説がありますので、ご覧ください。

 

★ 音響 8割の真実

 

まず、オーディオに占める音響の割合は、7割5分~8割くらいです。控えめに見積もって、音響以外の部分が 2.5 割、音響の影響が 7.5割です。しかし、それは、ただの 7.5割ではありません。音質を登山における標高に例えます。現在位置の 2.5割の部分が、たとえば 2000m の標高であったとします。すると、この結界音響の導入により、標高は、一気に 8000m にまで跳ね上がります。現在位置の 2.5割の部分が 1m であれば、結界音響を導入しても、4m の標高にしかなりません。この、2.5割と 7.5 割の相対的な関係を、まずは念頭に置いておいてください。

 

したがって、この結界音響を導入される際には、スピーカースタンドなしでも、十分に、生音と感じられるよう、徹底して、音響以外の 2割5分の部分を磨き上げておかなくてはなりません。

 

さて、ここで、音響というものについて、述べておかなくてはなりません。音響というものは、それ専門の学会まで編成されるほど、学問的に難しいとされてきたものです。しかし、その音響の正体を暴いた学者など歴史上、一人もおらず、ましてや、オーディオを行う際に、最善の音響効果を得られる方法を発見した学者も、これまた、歴史上、一人もおりません。しかし、この度初めて、プロケーブル社による、このスピーカースタンドの発明により、音響の効果を最大限に引き出すことに、成功したのです。

 

音響の正体というものは、そこまで謎めいたものですが、このスピーカースタンドは、いわゆる結界であり、その謎めいた音響をその結界の中に封じ込め、私たちのために働いてもらうようにするためのものです。その結界は、音的には、少しのことで壊れるようなものではありません。極めて強力な結界です。

 

※ 定在波というものについて。音響学上、最も扱いが困難なものが、定在波です。部屋で音楽を鳴らす場合、音が部屋の中を往復運動します。その音の中で、ある周波数帯域の、全く動かない音の波が、発生します。これが定在波であり、部屋で音楽を聴く際には、この定在波が音を濁らせる、最も大きな原因となります。実際に、リスニングポイントと呼ばれるものも、この定在波からなるべく遠く離れた場所になってしまいます。

 

しかも、どの周波数帯域が定在波として音楽の邪魔をするかは、部屋の大きさやスピーカーの位置などにより、まちまち、それこそ、ケースバイケースですから、このこともまた、定在波の扱いを、より困難にしていた、大きな理由です。

 

★ 今までの音響学では、この定在波を完全に除去することは、まるで、できていませんでした。

 

しかし、定在波を発生させないものもあります。それが、ホーン、つまり、ラッパです。トランペットの音の出口、あの末広がりの形状のものです。あのラッパ自体は、定在波を発生させません。しかし、部屋の中でラッパを鳴らせば、ラッパの方ではなく、部屋の方で、定在波を発生させてしまいます。

 

★ このスピーカースタンドを正しくお使いになられると、この厄介な定在波を、我々の、完全なる支配下に置くことが可能になります。

 

では、この定在波をいかにして、我々の支配下に置くか。先に申し上げましたように、その回答が、このスピーカースタンドです。定在波というのは、いわば、音楽再生の仕事をサボっている音のことです。このスピーカースタンドの役割は、定在波を含め、部屋の中を往復運動するすべての「音の成分」に仕事をしてもらい、無駄がなくなるようにすることです。逆に、今まで、この「無駄」があったからこそ、私たちの住む直方体の部屋が、音響上悪いものであるという、間違った認識が、百年以上の長きにわたって、まかり通っていたのです。

 

★ 私たちの住む、直方体の部屋。実は、この直方体の形状こそが、音響上、最善のものだったのです。

 

このスピーカースタンドを使うことにより、今まで定在波として音を濁らせていた怠け者をも、私たちのために、働かせることが可能となります。そのことにより、今まで定在波であったものは、もはや定在波ではなくなり、結果として、定在波は、消滅します。それは、定在波の除去というよりも、むしろ、今まで役立たずの穀潰しであった定在波にも、重い腰を上げて、音楽再生のために働いてもらう、バリバリの仕事人になってもらう、そういうことを意味しております。

 

そのために、このスピーカースタンドによって、部屋全体を、定在波を発生させない、巨大なホーンと化してしまう。このことが、この音響の仕組みの眼目なのです。

 

ここで、さらに、この音響についての考察を試みます。先に、音響の役割は、全体の 7.5~8割と述べましたが、その『音響 8割の真実』は、あっと驚くものでした。。このことは、結界音響を基準にすると、明白になります。

 

結界音響を基準に考えます。つまり、結界スタンドでセットした、スピーカーから出てくる生音の音質を、100とするわけです。すると、結界音響がない状態だと、100のうち、例えば 40くらいでしょうか、健全だった生音が、不健全な定在波に化けてしまいます。残りは 60 です。その 40は、マイナス 40と化し、残りの 60の足を引っ張ります。60 - 40で、20です。つまり、結界音響なしで、私たちが健全な生音として認識できるのは、やはり、2割程度となってしまうのです。

 

もちろん、実際は、定在波に化けるのは、100のうち 20とか30かもしれません。しかし、その場合は、その 20とか 30が、3倍、4倍の札付きのワルとなって、足を引っ張る可能性は大です。その場合も、結界音響なしでは、20くらいしか、私たちは恩恵に預かれません。

 

いや、ひょっとすると、100のうち、80くらいが定在波に化け、それがそのまま、100 から差し引かれているのかもしれません。その場合でもやはり、私たちが浴することのできる恩恵は、20程度となります。

 

これらの数値は聴感上の感覚ではありますが、どの道、結界音響なしですと、私たちが恩恵にあずかることのできる生音は、100のうち 20程度となるのです。いわば、100のうち 80が、定在波によって『喰われている』と考えることができます。

 

結界音響を基準にすると、そういうことになりますが、それは取りも直さず、残りの 20そこそこの生音は、音響以外の全ての部分を割合で表したものとなりますから、やはりそれは、機材、電源、ケーブル、そのほかのセッティングなどにより、絶対値としての標高は、人によっては 2000メートルであったり、人によっては、1メートル程度であったりします。

 

このように考えれば、音響 8割の真実、つまり、結論として、音響以外の 2~2.5割を、徹底して磨き上げておかなくてはならない、と、私たちが申し上げていることも、よくお分かりになると思います。

 

★ 実は、この音響 8割の真実、定在波の真実は、物理学でいう、エネルギー保存則に、よく似ています。

 

つまり、機材全体を伝わって、スピーカーから出てくる生音は、同じ曲をかければ、本来一定のエネルギーを持っているはずです。(もちろん、音響以外の2割の部分のコンディションを、一定に、固定しての話です。)

 

結界音響なしだと、その生音のエネルギーの8割が、定在波に喰われて、音楽の邪魔をするわけです。しかし、結界スタンドによって、定在波にも働いてもらえば、足を引っ張る怠け者がいなくなり、定在波であったものは、定在波でなくなり、結果として、定在波は消滅します。そのことにより、今まで定在波に喰われていた 8割の生音が我々の前に突然姿を現したかのように見えるのです。しかし、それでも、生音の本来のエネルギーは不変なわけです。

 

いわば、結界音響は、スピーカーから出た『後』の音の制御の問題です。つまり、音響 8割とは、スピーカーから出た『後』の音をコントロールする問題となります。逆に、音響以外の残りの部分 2割とは、スピーカーから出る『前』の音、つまり、音源や電源、機材からスピーカーに至るまでの音と考えられます。

 

この音響以外の 2割の部分、スピーカーから出る『前』の音は、いわば、『生音の潜在能力』とも言えます。この『生音の潜在能力』をどれだけ磨き上げるか。つまり、スピーカーから出てくる『前』の音を、どれだけ上質な生音にできるか。それが音響以外の 2割ですが、そこを大切に扱うだけで、『生音の潜在能力』が上昇し、結界音響を導入することにより、スピーカーから出た『後』の 『8割』が、一気に全開し、ものすごい生音が出てくるというわけです。

 

★ 音響とは、本来このようなもので、物理的にはむしろ当たり前に感じられることであったのですが、実は、プロケーブル社がこの音響の真実を突き止めるまでは、誰も、このことに気づきませんでした。それだけ、音響や学会を取り巻く闇は、深かったのでしょう。

 

尚、ここでは厳格な意味では、定量的な議論はなされてはおりませんが、結界スタンドを正しくお使いになられた方は、誰でも、その音響 8割の真実を、理解できることと思います。結界スタンドをお使いになられなくとも、とりあえず、代わりに積み木などを積んで、簡易的にセットされても、その効果が感じられると思います。

プロケーブル製 スピーカースタンド(音響用品)

価格¥49,400より
  • 結界音響をセッティングされる時に、最も気をつけなくてはならない事を追記しておきます。横の壁、この横の壁に注目してください。それと、38センチウーファーのエッジ部分の端の箇所です。壁とエッジ部分、この間の距離が最低でも、31.5センチ以上(理想は32センチ以上)になるように、スピーカーを内ぶりに向けてセットしてください。

    壁からの音の回り込みが見事に消えて、定在波ゼロの音になります。

  • 結界スタンドの具体的なセッティング方法は、こちらのページ に解説がありますので、ご覧ください。

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